アフリカにあるけど、アジア!?意外すぎるマダガスカル島の食文化
今回は、マダガスカル島の雑学紹介です。
アフリカ大陸から約400kmの所にあるマダガスカル島。
👇この地図の右下あたりの島。なんかパッと見は、日本よりも大きくは見えない。
日本の約1.6倍の面積を持ち、島としては世界第4位の大きさで、
島に生息する動植物の約8割がマダガスカルのみに生息する固有種。
なので、ホットスポット・「最後の楽園」とも呼ばれます。
※島で一番大きいのはグリーンランド島。
マダガスカル代表的な動物は、
童謡で有名なアイアイ (おさーるさーんだよー。という歌の奴) 、
尾がシロクロのシマシマの模様をしているのが特徴のワオキツネザルなどです。
👇縞々のしっぽが特徴のワオキツネザル
さて、このマダガスカル島はアフリカにありますが、
実はアジアっぽい食文化なのは、ご存知でしょうか。
その理由も合わせて、紹介していきます。
日本人よりも、米を食べているマダガスカル人
日本人1人当たりの年間の米消費量は、61キロに対し
マダガスカル人は日本人の約2倍の年間120キロ。
日本人以上に、お米を食べているアフリカの国なんです。
(※データは、農林水産省「食料需給表」などを参照)
そのため、農民の7割以上が稲作に従事していて、お米の栽培が盛んです。
マダガスカルの稲はアジア原産のものであって、
言語もマレー語 (⇦マレーシアなどで使われている) の一種と言われるマダガスカル語が公用語です。
『あなたはアフリカ人?』ー『いや、マダガスカル人だから!!』
食文化だけでなく、言葉などもアジアっぽいマダガスカルの人たち。
なので、マダガスカルはアフリカ諸国に分類されていますが
アフリカ人という意識はほとんどないそう。
マダガスカルの人に「あなたはアフリカ人ですか?」
と聞いても、「いやいや、私はマダガスカル人です!」
と言われることも (笑)
おまけ:マダガスカル島にいる個性的な動物 (嫌いな方は閲覧注意!)
👆オオヒルヤモリ
ペットしても飼われることもあり、体長は20〜28cmくらい。
ただ、流通はあまりしていないそうで、あまり見かけることはない品種だそうです。
👆(アカ) エリマキキツネザル
クロシロ、またはアカエリマキキツネザルの2種類がいて
見分け方は名前の通り、体色にはっきり表れています。
そして、キツネのように長い鼻があり、嗅覚が鋭いのも特徴。
湿度の高い常緑樹林に生息していて、ほとんど木の上で生活をしています。
などなど、これ以外にも個性的過ぎる動物がいっぱいです。
あまりに多すぎて紹介しきれないので、気になる方は調べてみると面白いですよ。
今回はここまで、またの機会があれば。